誹謗中傷を受けている人、周りに被害に遭っている人がいたら見て (Voicy書き起こし)
この記事はVoicyとYoutubeで配信されたものを、AIを使ってテキスト化したものです。 一部誤字脱字や表現のおかしい部分がありますが、元の発言を忠実に再現させたものになるのでご容赦ください。
こんにちは、ブロガーで作家のはあちゅうです。
今日は誹謗中傷についてお話ししたいと思います。
最近誹謗中傷の対応について考え方が変わってきたので話します。
でね誹謗中傷については、これまでも取材をたくさん受けてきたけど、なんかこう、日々自分の中でもいろんな言葉が湧いてきたので、なんか毎回毎回、取材を受けるのにも体力が、いるし、ま自分のチャンネルとかでも、取り扱いテーマ、みんなに伝えたいテーマではあるけど、うーんすごく体力を使うし、言葉が溢れてきてまとまらないなって思ったから、やりたいけど、避けてきたテーマでもあるんですよね。
ただやっぱり、うーん何か伝えることから逃げてたら駄目だなと思ったので、これ一回だけでなくて、何回かに分けて、いろんな発信をしていきたいなっていう風に思ったんですけど、最近私誹謗中傷の、対応について、考え方が変わったので、それをちょっと話しておこうかなという風に思います。
「誹謗中傷の被害者は救われない」
で、誹謗中傷ってね、「よくあなたのことを傷つける言葉なんて気にすることないよ」とか「心を強くしよう」っていうことを言われるんですよ。被害者の方が。で、そのね、誹謗中傷の相談を誰かに、しても、なんか味方もたくさんいるよみたいな、感じで、あの、言ってもらう、ことが多くて、確かに、それはそうだし、自分の中でも味方の方が多いことはわかってるんですよ。
でも、その言葉では結構被害者は救われないんじゃないかなっていうのが、最近私が思っていることで、なんか被害者側が強くあることを求められている気がするんですよね。私もやっぱり死ぬほどそういうこと言われてきて、だからこそ自分が強く変わらなくちゃいけないんだって思って、心が弱い私が悪いんだろうなっていう風に思ってました。
嫌な言葉を言われ続けると自分の頭も洗脳される
で、やっぱり自分に対して言われた厳しい言葉っていうのは、ずーっと頭に残っちゃって、言われたのは一回でも、それが何度も自分の頭の中で繰り返されて、反芻されることによって、結果的に何度も何度も自分を傷つけてしまう言葉になったりもするし、大したことないような、ちょっとした嫌な言葉でも、じゃそれを10人に10回、なんか10日間言われ続けたら、結構自分の頭も洗脳されるような、ところがあって、で本当はこうなのにっていう自分の中での反論自体が、シュルシュルこう小さくなっていっちゃって、もういいよこの人の言う通りでいいよみたいになっちゃうんですよね。
なんかどんどんが悪いですすいません生きていてすいませんみたいな、気持ちになっていくんですよ。
私は一番叩かれやすい位置にいる
で私は16年間、ネットでずっと活動をし続けていて、うーん、芸能人でもない、でもネットでちょっと有名になった、一番たぶん叩かれやすい位置にいるのかなっていうふうに思います。やっぱり何かを言う人っていうのも自分の言葉が届くっていうことが、快感に感じるみたいで、いいやすい人にたくさん言うんですよね。
だから弁護士さんが「はあちゅうさんの誹謗中傷は結構ひどい部類です」っていう風に言ってたんですけど、うーん、まぁ言われる方に、全く落ち度がないって言ったら、わかんない。私も言葉が足らずな所っていうのはたくさんあるだろうし、後はそのインタビューの切り取りとか、その本当はこうなのに自分ではこういう意味で使っていた言葉がちゃんと伝わってなかったなーとか、まあいろいろありますよ。
やっぱりあと考え方がね、全く違う人たちもいるので、そうした人たちに受け入れられないのは仕方ないとは思います。
ただ、自分が言った言葉に対して、一(いち)言ったことがすごく歪められて、で100人の人から反論、反論というか、なんだろうな、反論はいいんです、別に。だけどなんかそれにそれが理由で人格を傷つけられるようなことを言うと、やっぱりちょっときついかなあ。
SNSは「デジタル刑務所」のよう
あとは何かちょっと、 SNS てデジタル刑務所みたいだなって思ったことがあって、例えば10年前にいった些細な一言があるとするじゃないですか。それって、一回謝罪したら、 普通だった刑期としては終わるはずなんですよ。だから本来の現実の世界であればもう刑期を終えて、それに対して責められることはない、過度に責められることはないと思うけど、 SNS に居場所があることによって、10年前の事を、何回でも蒸し返されて、ずっと毎日言われ続けたりするんですよね。終わらな刑期みたいな。刑期っていう言葉がいいかどうかわかんないですけど、なんかこう、常に罰せられてるみたいな、ことが、自分の中では終わった事とかその当事者の間では解決した事っていうのが、ずっとそれは知っている子達に言われ続けるみたいなね、そんなところがありますね。
システムを変えたい
うーん、やっぱなんかこう、今いろんな国で人は死んでしまうほど、傷ついてる人がいて、やっぱなんかこの状況がおかしいなとか、傷ついてたりとかおかしいなと思ってるのは私だけじゃないなって日々思ってるので、なんか私の言葉もこういう所に残しておいて、みんなで動いていって、システムを変えたいなみたいなことを思います。やっぱりシステムの変化なしには変わらないと思いますね。ルールが厳しくならないと、どうしてもこういう行為をする人が出てくるなという風に思います。
私は犯罪の被害者だったと思っていた。それが裁判所に認められて楽になった
で、えっとね、私、誹謗中傷の裁判を始めて、何が変わったかって言うと、私は犯罪の被害者だったんだって、だから苦しかったんだ、傷つくのは当たり前だったんだって、認められたことがすごく嬉しかったです。なんか今までは、傷つくことさえ、批判されてたみたいな、なんか、やっぱりそのなんだろう、間違いを犯したとか、言葉の扱いが軽かった私が悪いんだみたいな感じですごい言われてたけど、でも私は傷ついてた言葉っていうのは、違法性があったんですね。誹謗中傷として裁判所で認められたんです。
だから、なんか、今までは苦しいですって訴えても、スルーしないあなたが悪いみたいな感じで、アンチの声を、気にしすぎていてイラつきますみたいなことを、ファンの人から言われたことも何度もあるし、覚悟がないなら SNS やるなとか、そういうことも言われてきたけど、だからなんか、自分が心を強くする言葉をたくさん自分に取り込んで、いろんな方法取ってきましたよね。私は結構、そのアンチの人から「誹謗中傷芸人」っていうことを言われたりとか、しますけど、こういう被害がありますよとか、なんかこんな風につらいですとか、色々自分でも色んな所に書いてきたし、アンチとの対決番組でアンチに怒ったりとか、あとはまぁ、こういう嫌がらせを受けてますとか、そういう取材たくさん受けたりして、でも取材を受けるけどアンチがどんどん増えてたんですよね。なんか、今までアンチではなかったけど、番組を見た後にアンチになったとか。
被害を訴えるほどアンチが増えていった
うーん、で、こういう被害がありますって訴えれば訴えるほど嫌がらせも酷くなっていって、何かこう、うーん、嫌がらせの実態をいう事っていうのはこういうことが嫌ですって明かしちゃうことにもなるので、真似する人たちが出てきて、なんか私はこういう被害があって困ってるって言う事を世の中に出して、解決策を見出したいのに、それによってもっともっと自分が苦しむことになってね、まぁ結構つらいですよ。
でアンチの人達っていうのもちょっとかまってちゃん気質と言うか、自分の存在が認められたくてやってる人もいるから、私がこんなことがつらいですって言うと、やりがいをすごい感じちゃったりとかするんですよね。
「訴えます」宣言でピタッと止んだ
じゃあ何が一番効果があるかって言うと、訴えますって弁護士さんと一緒に訴える過程を発信したら、嫌がらせが目に見えて減ったんですよ。ピタッと止んだと言ってもいい。今まで何かしつこくしつこく嫌がらせを、してきた人たちが、鍵アカウントになったり、アカウント消したり、謝罪メールを送ってきたりとか、なんかね掲示板に嫌なこと書いてたその「はあちゅうアンチ板」みたいなのもすごいも過疎ってて、多分すごい嫌な事書く人に見えていました。
裁判所で掲示板の書き込みに対する違法性が認められました(編集者注:ただし発信者情報開示の仮処分が認められた段階)
裁判のことを話すと、今はあの、私の悪口を書いていたプラットフォームに対して情報を下さいって、書いてた人たちの情報を下さいっていう、裁判をしているみたいな段階なんですね。で、その、これこれこういう言葉を言ったたち人 の情報くださいって言うの相手方に言うんですけども、そこじゃやっぱ裁判所でこういうこと言われましたみたいな、資料にして提出するんですよ。
それまとめるのもすごい大変で、あれ自分の悪口を、100個200個全部目を通して弁護士さんに送って、私は一部外注させてもらって、そのね、あの Twitter とかで募集したら手伝ってくる人が現れて有り難かったんですけど、あの掲示板に書かれていた言葉の、50個以上の言葉に違法性が認められたんです。
掲示板って言っても一つの掲示板のひとつのスレッドしかまだ終わってないんですよ。でもその一つのスレッドから、50個の言葉に違法性が認められたって、裁判所に認めてもらう時に、私すっごい心が軽くなって、あー私今まで違法なことされてたんだ、だからつらかったんだって、初めて辛さを認めてもらえた気がしたんですよね。
うーん、今までどんなにつらいですって言っても、「気にしなきゃいいよ」みたいな「気にする方が悪い」とか言われたりとかしてたのが、気にして当たり前だったんだなって、心が軽くなりました。
匿名で非難めいた言葉を一方的に言われ続ける「非対称な状況」をなんとかしたい
で、SNSがある限り、ある程度その言葉の衝突っていうのはあると思います。でそれはやっぱり人それぞれ考え方が違うからそれは仕方ないと。だけど、私がなくしたいなと思うのは、目に見えない不特定多数の相手から、言い返せない状況で、何か非難めいた言葉を一方的に言われ続けると、こうなんか非対称な状況を何とかしたいです。
相手が顔出ししていて、どこの誰か分かるのであれば、もちろんその言葉で傷つくことだったりとか、悔しいことはそれでもなくならないけど、でも一対一で戦えるけど、でも今ってその複数の人から石投げられてて、一方的にずっと石を受け続けている、状況で、何人から石投げられてるかもわかんないし。自分はもう袋被せられて、誰から投げられてるかわからない状況だから、すごい苦しいですよ。
誹謗中傷の被害者が軽んじられているのをなんとかしたい
うーん、でね、この動画で一番訴えたかったことは、誹謗中傷の被害者に対して、今、求められている、心を強くしましょうみたいなって、なんかちょっと、どうなんだろうと思っていて、心を強くしなきゃいけないと思います。そうじゃないと辛すぎて生きていけないって、私も思うけど、でも、うーん、例えば窃盗とか、交通事故の被害者に、いやいや心を強く持ってね、気にしなきゃいいよと、泥棒する人は人生がつまんない人だったから、まああなたが羨ましかったんだよね、犯罪犯しちゃったんだよねとか言いますか?って言ったら、言わないんですよ。
でも今まだこの当たり前の事実が軽んじられて、犯罪者側が明らかにおかしいのに、被害者側が心を強くして、気にしないことが求められてきたんですね。で、なんか嫌なら SNS しなきゃいいとか言うのも、嫌なら家から出なきゃいいじゃんって、痴漢被害者に対して言ってるようなこと同じだと思うんですよ。
だから、なんか被害者はこう、心のダメージを少なくするために、自分自身ではこの気にしない方法っていうの色々身につけなくちゃいけないと思うけど、でもなんか犯罪者を法的に罰する事って絶対必要で、傷ついている人に対して、なんか「気にすることないよ」っていうのは、今みんながそう言うなんだろう、ケアの仕方をしてるんですけど、「気にすることないよ」って言われたって、気になっちゃうからしょうがないんですよ。
痴漢され続けても、「気にすることないよ」って言いますかって、交通事故で当てられても「気にすることないよ」って言いますかっていう話で、もう相手が悪いんです。相手が悪いから、そこに関しては、なんかちゃんと相手が悪いということが、もうちょっと浸透した上で被害者に対して適切な言葉を選ぶ事っていうのも大事かなって思いますね、私は。
こういうことってやっぱり、その被害を受けてる側が言わないと、 聞いてもらえないという風に思ったので今日喋ってみたんですけど、うーん、まぁ根本的な解決ではないですね。やっぱり根本的に全てを解決するには、法的な整備が必要ですし、煽り運転とか、飲酒運転とかが犯罪ってなったのもここ最近で、飲酒運転なんて当たり前だった時代があるわけですよ。
痴漢とかも、なんか、なんだろうなその痴漢スポットみたいな、都内痴漢スポットみたいな感じで、痴漢指南の男性向けのコンテンツが雑誌に載るような時代もあったわけですよ。今はもう明確に犯罪だっていうことが浸透してるけど、その、犯罪、こんな犯罪がある、被害者がいる、最初被害者が責められるフェーズがある、で、その後、いや私も被害を受けましたって人がたくさん出てくる、それでやっと、これって言うのは、こういうもう、犯罪のジャンルなんだっていうことが世の中に浸透して、そこからやっと対処法っていうのが出てきて、で、法整備ってなっていくので、 まだまだSNS に関しては、その被害者が声をあげて、で、あの、こういう犯罪のジャンルがあるって言うことが、浸透していくフェーズなのかなという風なことを今思ってます。でね、この場合はやっぱりわかってもらえない被害者とか、お前だけの問題だろうって思われてる人たちが、今一番苦しい思いをしてると思うので、まあ私の方からもそういう被害者の人がいたら、本当にとことん寄り添ってあげて、自分だったらどんな気持ちになるかなーとか、心を強くしようってことも、あの、はい、わかってます、被害者はわかってるんですけど、なんかそんな強くなれない現実もあるので、まあ、なんだろうな、こんな言葉は効きますっていうのはないんですけど、本当にこう、彼女は、彼女や彼は、犯罪の被害にあってるんだっていうことを、ちゃんと認めてあげてください。うん。
誹謗中傷被害に対して効果があったのは「訴える」のを表明したこと
で、ちなみにですけど、今のところ私がその一番効果的だったな、誹謗中傷被害に対して、効果的だったなと思っているのは、本気でこいつ訴えるなっていうことが、周りに伝わると、誹謗中傷って激減するんだなっていうことを、今、あの実感してます。
やっぱりこう「訴えます訴えます訴えます」ってすごいネットで言って、で、うーん、それでネットニュースになりまくってた結果、アンチの皆さんは、鍵アカウントになり、アカウントを消し、逃亡しまくり、謝罪メールを送ってきてるので、それが、今のところの対症療法としては一番いいのかななんて思っていますよ、私は。はい。
ちょっと同じこと何回か喋ったことあって、まとまってないかもしれないですけど、最近本当に心が苦しくなるニュースが沢山あって、うーん、なんか自分の中でも今、今、解決策を見出したいなーと思っていることが、もう苦しい気持ちを抱える人が、いないといいなーって思ってたので、ちょっと頭の中がまとまってないなりに録音ボタンを押してみました。
まあ、私が喋ったことよりもっとこう、多分コンパクトにまとまった記事が、そのうち出ると思います。いくつか誹謗中傷の取材を受けたので。よかったらそちらの方を見てください。まずはこういうの被害があるって言うことを、ちゃんと犯罪だってジャンルとして認めてもらうための動きが必要だと思うので、誹謗中傷の記事をシェアすることにご協力いただけるのが一番嬉しいですね。
はい、今日は聞いてくれてありがとうございました。
ではではまた。